番外編 天五中崎通り商店街入り口にある うまい屋(たこやき)

私は23年営業を生業としていますが、担当するお店との関係を円滑にするために、「この近くに美味しいお店はありませんか?」という質問をし、出来るだけ早く教えてもらったお店に行き、その感想を述べるということをやっていました。
大体美味しいものは地元の人に聞くのが一番と思いますが、大阪に勤務時代にいろいろとお店を教えていただいた中にこの「うまい屋」さんがあります。
天神橋筋という日本で一番長い商店街のすぐそばにある天五中崎通り商店街の入り口に位置するこのお店は、2006年に隣家のもらい火で焼けてしまい、しばらく営業をしていませんでした。
これがわかったのも、たまたま2006年暮れに久々ぶりに当店のたこ焼きを食べたくなり行ってみたとこ

ろ、いつもそこにあるべきお店が無い、これはおかしいと隣のクリーニング屋さんに入って聞いてみたところ、そこのおばちゃんが「もらい火で焼けちゃったのよ。今、大将がたまたま来ているよ。」といったすぐ後に、店の奥から店主の喜多さんが出てこられました。来年の2月ごろには再開しますという言葉を胸に、この地を後にしたのでした。
そして、今回久々ぶりにうかがいました。
店内は、昭和28年の創業当時の古さは全くなくなり、モダンでこざっぱりした姿になりましたが、写真の通り、うまい屋の看板と店先にしつらえてある銅版で出来たたこやきの板は以前のままでした。
もちろん、焼いている喜多さん、そして息子さんも全く変わりなく働かれています。

こちらのたこ焼きは、8個300円也。
かつお節かなにかでとった出汁の効いた生地を銅版に流し込み、しばらくして2度めの継ぎ足しを行うことで、そとはぱりっ、中はじゅっわーの出来上がりです。
出てくるときにはソースはついてきません。ソースはテーブルの上にあり、つけたい人はどうぞという感じです。
私はいつも4つくらいそのまま食べ、のこりはソースをつけて食べるのが常でした。今回もそうしましたが、やはり旨い。本当に旨いの一言です。
こういうお店がたくさん残る大阪はやはり食通の街、そして、古いものが淘汰されずに長く残っている

街でもあります。
次回出張の際は、また覗いて見たいお店です。
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